こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
交通事故のあと、「その場では大丈夫だったのに、家に帰ってから首が重い」「翌朝になって、後ろを振り向こうとしたら首の付け根がつらい」こうしたお悩みのご相談をよくいただきます。
事故の直後に強い痛みがないと、「たいしたことはなかったのかな」と思ってしまう方が多く見えます。
でも実際には、むち打ちは事故直後に痛くないこともあるため、あとから違和感や不調が出てくるのです。
たとえば、冷蔵庫から出したばかりの硬いお肉も、少し時間がたつとじわじわ変化が出てくるように、体も衝撃を受けた瞬間より、少したってから痛みが出てきます。
そのため、事故のときは普通に会話ができていても、夜になってから首が張ったり、翌日になって肩まで重だるくなったりすることも珍しくありません。
今回はなぜむちうちが後から痛くなるのかについてお話します!
むち打ちとは何か
むち打ちは、交通事故などで首に急激な加速と減速の力が加わり、頚部に強い負担がかかった状態を指して使われることが多い言葉です。
一般には「首をひねった」「首を痛めた」というイメージを持たれやすいのですが、実際には筋肉だけではなく、靱帯、関節包、椎間関節まわり、筋膜など、首を支えるさまざまな組織にストレスがかかっている状態です。
追突されたときの体の動きをイメージするとわかりやすいのですが、体はシートに押される一方で、頭は少し遅れて動きます。その結果、首が後ろに反ったあと、今度は前に振られるような動きになります。まるで、しなる細い枝を急に大きく揺らしたときのように、首には一瞬で大きな負担が集中します。
このとき負担がかかるのは、表面の筋肉だけではありません。
首の深いところで姿勢を支えている筋肉や、関節の安定に関わる組織にも影響が及びます。
そのため、単なる「首こり」とは違い、動かしたときの痛みや可動域の制限、後頭部の重さ、肩甲骨まわりの張りなど、複数の形で不調が出やすいのが特徴です。
なぜ事故直後は痛くないことがあるのか
気が張っていて痛みを感じにくいことがある
事故の直後は、驚きや緊張で体が興奮状態になっています。
そのため、本来なら感じてもおかしくない痛みや違和感に、その場では気づきにくいのです。
たとえば、夢中でスポーツをしているときに軽くぶつけても、その場では平気で、終わってから「あれ、ここ痛いな」と気づくことがありますよね。
むち打ちでもそれに近いことが起こり、事故直後は普通にしていても、落ち着いてから不調を自覚するのです。
そのため、「事故のあと普通に歩けた」「その場で話せた」というだけで、首に負担がなかったとは言い切れません。
炎症や筋肉の緊張が時間差で出てくる
むち打ちで首に負担がかかると、その直後よりも、少し時間がたってから炎症反応や筋肉の緊張が目立ってきます。
最初は軽い違和感程度でも、夜になるにつれて首が重くなったり、翌朝起きたときに動かしにくくなったりするのはこのためです。
これは、たとえば家具を動かした日の夜は平気でも、次の日の朝に腕や背中が張ってくるのと少し似ています。
その場では大丈夫でも、体があとから「負担がかかっていたんだ」と反応を出してくるのです。
むち打ちの場合は、首まわりの筋肉が体を守ろうとして防御的に緊張しやすくなります。
その結果、首そのものだけでなく、肩や背中までかたくなり、動かすたびにつっぱるような感覚が出るのです。
深い部分の負担は見た目ではわかりにくい
むち打ちで起こる負担は、外から見てすぐわかるものばかりではありません。
皮膚に傷があるわけではなく、腫れがはっきり見えるわけでもないため、「見た目は普通だから大丈夫そう」と思ってしまいやすいのです。
ですが、実際には首の深いところにある関節包や靱帯、椎間関節まわりなどに細かなストレスがかかっています。
例えるなら、きれいに見える家のドアでも、蝶番に負担がかかると開け閉めしたときだけギシッと違和感が出るようなものです。外見には大きな変化がなくても、動かしたときに不調がはっきり出ることがあるのです。
むち打ちで出やすい症状
むち打ちというと首の痛みだけを想像されることが多いのですが、実際にはもっと日常の動きの中で不調を感じる方が多いです。
たとえば、仕事終わりになると頭が重くなり、首の付け根から肩にかけてじわっと張ってくるなどの症状です。
車の運転で左右確認をしようとしたときに、いつもより振り向きにくく感じたり、スマホを見ているだけで首から肩甲骨の内側まで重だるくなったりすることもあります。
朝はそこまで気にならなくても、夕方になるとつらさが増してくるケースも多いです。
これは、首だけでなく肩や背中までかばいながら過ごしているため、時間とともに負担が積み重なってくるからです。
ちょうど、少し曲がった姿勢で長く座っていると、最初は平気でもだんだん腰や肩がつらくなるのと似ています。
また、人によっては首の痛みだけでなく、後頭部の重さ、肩のこわばり、背中の張り、腕のだるさ、集中しにくさなどとして感じることもあります。
「首が痛い」とはっきり表現できないけれど、なんとなくいつもと違う。そんな形で始まることもあるため、事故後の体の変化には注意しておきたいところです。
いわくら肩甲骨骨盤接骨院でできること
まずは状態を丁寧に確認します
交通事故後の首の不調に悩む方が来院されたとき、当接骨院ではまず事故の状況や、どのような動きでつらさが出るのかを丁寧にうかがいます。
たとえば、「バックするときに後ろを向きづらい」「洗濯物を干すときに上を向くのがつらい」「パソコン作業の後半になると首の付け根が重い」といった、生活の中での困りごとを細かく確認していきます。こうした具体的な場面を聞くことで、首のどの動きに負担がかかっているのか、肩や背中にまで緊張が広がっていないかが見えやすくなります。
むち打ちは、同じように見えても人によって負担の出方が違います。首を後ろに反らすとつらい方もいれば、振り向く動きが特につらい方もいます。そのため、画一的に進めるのではなく、その方の状態に合わせて確認していくことが大切です。
首だけでなく肩甲骨や背中までみる理由
むち打ちでは、首そのものに負担がかかるだけでなく、首をかばうことで肩や背中、肩甲骨まわりまで緊張しやすくなります。首だけを何とかしようとしても、周囲がガチガチになっていると、かえって動きづらさが残ってしまうことがあります。
たとえば、ドアノブだけを回しやすくしようとしても、蝶番全体が固くなっていたら開け閉めしにくいままですよね。
体もそれと似ていて、首だけを見るのではなく、肩甲骨や背中の動き、姿勢のクセまで含めてみていくことが大切です。
当接骨院でも、首だけを一点でみるのではなく、肩甲骨・背中・骨盤まわりとのつながりを意識しながら、全体のバランスを見ていきます。事故後は無意識に力が入りやすく、「力を抜こうとしても抜けない」という方も多いため、負担の少ない形で体を整えていくことを大切にしています。
施術内容はその時期に合わせて考えます
交通事故後の首は、とても敏感になっています。そのため、強く押したり、無理に大きく動かしたりすればいいわけではありません。状態に合わせて、首まわりの緊張をみながら、肩や背中、肩甲骨まわりも含めて、無理のない範囲で施術を組み立てていきます。
たとえば、事故のあとすぐで首を少し動かすだけでもつらい方には、まず過度な負担がかからないよう配慮しながら、周囲の緊張をやわらげる方向で考えていきます。逆に、少し時間がたって首以外のかたさが目立つ方には、姿勢や体の使い方まで含めて調整していくこともあります。
これは、しわくちゃになった服を整えるときに、いきなり一か所だけ強く引っぱるのではなく、全体のバランスを見ながら少しずつ整えるのに似ています。むち打ちのケアでも、その時期の状態に合った対応がとても大切です。
よくあるご質問
まとめ
むち打ちは、交通事故のその場では痛くないことがある一方で、数時間後から翌日にかけて首の痛みやこわばり、頭の重さ、肩の張りとして表れてくることがあります。
これは、事故の衝撃によって首の筋肉や靱帯、関節まわりの組織に負担がかかり、その反応が時間差で出てくるためです。
言いかえると、事故の瞬間に何も感じなかったとしても、首に負担がなかったとは限りません。
見た目ではわかりにくいぶん、「これくらいなら大丈夫かな」と思ってしまいやすいのですが、翌日になって首が動かしづらくなったり、デスクワークや運転でいつも以上に疲れやすくなったりすることもあります。
だからこそ、「事故直後は平気だった」という一点だけで判断せず、今の体の状態を丁寧に見ていくことが大切です。
むち打ちは、あとから出てくることがある不調だからこそ、無理のない施術とケアで改善を目指していくことが大切です。
岩倉市・一宮市で交通事故後の首の不調に不安がある方は、まずはご自身の体の変化に目を向けてみてください。
いつでもお気軽にご相談ください!
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